2007/12/21

●愛なんていらねえよ、冬

> ROCK と XX, 番組インフォ, 音楽雑談 — サイトウD @ 12:59:35

と、ニヒルに嘯(うそぶ)いてみました。どうもサイトウです。
メリー・クリスマス!! さて、皆さま、クリスマスのご予定はいかがでしょうか?
キャンシステムの有線放送でも、クリスマスの楽曲をたくさん放送中です。
「何がクリスマスだよ、チッ!」 というアンチな方も大勢いることと思いますが、
街中のネオンを眺めてクリスマスBGMを聴いていると、実はコッソリと盛り上がるはずです。
僕の場合は、家族と過ごした子供の頃を思い出して、胸がギュッとなるんですよね。ホロリ。

そして今回は、そんなクリスマスに聴きたいアルバム (と、観たい映画) を一枚。

ペイネ・愛の世界旅行
◆『ペイネ・愛の世界旅行 オリジナル・サウンドトラック』 (廃盤)
そう、廃盤なんですけど・・・・・・
1974年に公開されたイタリアのアニメ、『ペイネ・愛の世界旅行』
フランスのイラストレーター : レイモン・ペイネによる、最初で最後の劇場公開作品。
ヴァレンティノとヴァレンティナの恋人二人が、愛に溢れた世界一周旅行をする可愛らしい物語。
ん~、自分で書いてて鳥肌が(笑)
2000年頃に恵比寿でリバイバル上映されていまして、それを観に行きました。
その時は自分も若く、観に行ったくせに、「何がラヴ&ピースだよ、チッ!」 と思ったものです。

ですが、去年あたり。未だかつて無い経験をしたのです。
この映画のことを急に思い出して、さらに、内容を思い出しただけで感動して泣けてきたんです(笑)
しかも驚異的だったのが、この主題歌も一緒に、脳内でプレイバックされてきたこと。
はじめから 「良い曲だなあ」 と思っていたものの、劇場でたった一回観ただけだったのに・・・。

この主題歌 「愛の世界旅行 (Forse Basta)」 の作曲は、かの巨匠、エンニオ・モリコーネ
(その他の楽曲は全て、アレッサンドロ・アレッサンドローニ)
さすが巨匠です。僕、マジでこの曲、聴くだけで泣けるんです。涙が出るんです。
それには映画を観ていることもありますが、
優しく、美しく、いとおしく、そして壮大なメロディー・ラインの抑揚やアレンジが、
人間の根源的なものをくすぐるような気がしてなりません。マジで。

ペイネ 愛の世界旅行DVDは比較的 手に入り易そうなので、
恋人と高級レストランや高層ホテルに行くよりも、
二人きりの部屋で、この映画を観た方が良いと思います。マジで。
ちなみに僕は、DVDを購入済です。
買うだけで満足して、一回も観てないけど(笑)

現在、キャンシステムの有線放送でこの曲が流れているのかどうかは・・・・・・
ん~と、担当者に確認してみます(笑) ごめんなさい!!

ですが、マジもののクリスマス・アルバムと言ったら、やっぱりコレしかない。

A Christmas Gift for You from Phil Spector
◆PHIL SPECTOR / A Christmas Gift for You from Phil Spector

解説必要なし。クリスマスはコレ一枚あればもう結構! マジで。(←立場をわきまえぬ大暴言)
クリスマスの名曲/名盤は数あれど、要するに、これが頂点。
全部、これに付随するものに過ぎません。 (←同上)
でも、怒られてもそう言い切りたいほど名盤中の名盤。
かのブライアン・ウィルソン (BEACH BOYS) も、
「このアルバム、大好きなんだ、もう大好き。そう、大好きなんだ!!!」 的なコメントを残しております。
さすがは巨匠。仰せの通りでございます。

もちろん、キャンシステムで聴けます&リクエストお待ちしてます。
『50・60’s ポピュラーHITS』 (CAN有線: B-10 (沖縄のみB-8) / SPACE DiVA: 261)

それでは皆さん、メリー。

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