2008/3/10

●ROGER JOSEPH MANNING Jr. インタビュー

> ROCK と XX, 番組インフォ, 音楽雑談 — サイトウD @ 12:05:42

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先月、ロジャー・ジョセフ・マニング・Jr.へインタビューをしてきたのですよ!!
www.music-lounge.jp/news/2008_03/rogerjosephmanningjr/index.html
www.music-lounge.jp/news/2008_03/rogerjosephmanningjr/interview.html

JELLYFISH はリアル・タイムで聴くことはできませんでしたが、
ロジャーがバックを務めた BECK のライヴで三回ほど、そして AIR (France) のライヴで一度、
生の彼の姿を拝んでおります。
長いキャリアで初めてリリースされた1stソロ・アルバムは最高で、ソロのライヴも観にいきました。

で、今回は、ソロの新作プロモーションのため来日した彼への単独インタビューって事で。
そりゃあ、べらぼうに緊張しましたよ。

でも、とっても気さくなお人でした。
着ぐるみアニメが好きだとか、フルーツしか食べないとか、
若干、色々とクセのあるような感じもしていたもので・・・。
これで、より一層ファンになっちゃいました。セカンドもこれまた名盤ですしね。

って、サラっと言っちゃいましたけども、
ロジャー先生、本当に果物しか食わないんですよ!!
「フルタリアン」 っていうらしいです。いやー、果物のみですよ!?
あんなに旨いラーメンとかホルモンとか食わないんですよ!!
でも、ロジャー先生の細ーい細ーい身体を見ていると、うん、見習った方が良いかな・・・。

ただロジャーは、果物だけ食べることが幸せなわけであって(笑)
良いなあ。僕もそんなメルヘンの世界で過ごしたいなあ。
大体、僕、基本的に果物はほとんど食べませんしね・・・。
ホルモン食わせろ! 内蔵じゃ!内蔵! イヒヒヒヒ。

・・・・・・兎に角。
そんなロジャー先生が、自らの食生活を語るビデオ・ブログはコチラです↓
「フルタリアンへの道」blog.myspace.com/canyoninternational
インタビューと一緒に、ご覧下さい。

あ、あと、ウチのインタビューでは、サイン入りのぬいぐるみをプレゼントしてますので、
ぜひ応募しちゃってください。熱心なファンの方のみにお送りします。
さらに、このブログ読んでる方は特別にご優先いたしますので (マジで)、
ぜひその旨をご応募の際にご記入ください。
(ただし当選は1名様のみなので、ご希望に添えなかった場合はご了承を・・・)

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そしてもちろん、キャンシステムの有線放送では、
ロジャー先生のニュー・アルバム 『CATNIP DYNAMITE』 より、
「ウタカタの恋 (原題 :Love’s Never Half As Good )」 を大絶賛放送中です。
サイコーです。名曲です。ぜひ聴いてチョ。

●ロック/ポップス (CAN有線: A-12 / SPACE DiVA: 226)
●洋楽リクエスト (CAN有線: B-03)
●US TOP HITS/NEW DISC (CAN有線: B-07 (沖縄B-05)/ SPACE DiVA: 206)
●HMV MUSIC MASTER Rock & Pops Chart (CAN有線: 番組表 / SPACE DiVA: 207)
    ※3/17 ~ 23、アルバムの特集&ロジャー本人のコメントをお届けします!(予定)

2008/3/6

●DOES IT OFFEND YOU, YEAH? live @ ASTROHALL

> 番組インフォ, LIVE, 音楽雑談 — サイトウD @ 11:12:08

ライヴがガンガンに続いておりますが、相変わらず素晴らしいステージばかり目撃してますよ!!
3/3 の月曜日は、UK発 ロック×ダンスの最終兵器、
DOES IT OFFEND YOU, YEAH? (ダズ・イット・オフェンド・ユー、ヤー?) のライヴ
@原宿アストロホール。

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昨年のサマソニにも朝イチで出演していましたし、
先週行われたUK新人の登竜門イベント BRITISH ANTHEMS にも参加していましたので、
ご覧になった or 気になっている人も多いのでは?

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見よ! この雄叫びを!!
マジ、良い意味でバカ。バカ大好き。バカ最強。
音源のリリース前にもかかわらず、オーディエンスの盛り上がりも抜群。
それには、黒人メンバーの彼、モーガンの活躍によるものが大きかったのです。
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んん~、良い笑顔! とにかく客を煽る煽る!!
「マエニキテ!」 とか 「イチ・ニ・サン・シ!」 とか、日本語で一生懸命に話してくれるし。ラヴリー。
フロアの女子からも 「カワイイー」 と声が挙がってましたね(笑)

昨今流行となっているロックとダンスのクロスオーヴァー・サウンドですが、流行りモノとあなどるなかれ。
バッキバキのダンスものから、極めてロックに近いノリの曲までヴァリエーションが豊かで、
とにかく、聴く人・観る人それぞれに合った楽しみ方をできる、イカしたパフォーマンスでした。
シングルとなっている 「We Are Rockstars」 がプレイされた時は、
オーディエンスからデビュー前とは思えないくらいのリアクションが。
そんなコア・ファン達の熱心さには、ほんと頭が下がります。
アンコールの最後にDEVOのカヴァーを演奏してくれ、
彼らのベーシックな部分にあるルーツも感じさせてくれました。ムムム、やはり信頼度高し。

新人が次から次へと毎週のように登場するUKシーンではありますが、
こういう逸材がまだまだ出てくるってことに、思わずウキウキしてしまいますね。
期待されているようで、著名な音楽ライター先生方も、数人見受けられましたし (顔の知っている人のみ)。

そして今月、3月26日。そんなダズ・イット・オフェンド・ユー、ヤー? 待望のファースト・アルバム
『You Have No Idea What You’re Getting Yourself Into (邦題: 「未知との遭遇」)』
リリースされる予定となっています。 楽しいよ。聴いた方が良いと思うよ。
●EMIミュージック・ジャパン
  ⇒ www.emimusic.jp/international/release/200803/tocp66765.htm

勿論キャンシステムの有線放送でも、
シングル・ナンバー 「We Are Rockstars」 を先行オンエア中!
「ロック/ポップス」、 「ダンス・グルーヴ」、 「LOUNGE/HOUSE」 にて流れてますよ!
●番組表 ⇒ www.cansystem.info/guid/channel/cable/

ご契約者様からの電話リクエストもお待ちしていますね!

では!

2008/3/5

●ヘヴィ・プレイ

> 番組インフォ, 音楽雑談 — サイトウD @ 11:00:00

どもこんにちは。
今日はもろもろ、「キャンシステム」 と 「SPACE DiVA」 の、オンエアに関するお知らせです。

キャンシステムの番組情報サイトでは、各種チャンネルのプログラムや、
今のシーズンにピッタリなオススメのチャンネルをご紹介したりしています。
そんな中、「ロック/ポップス」、 「R&B」、 「HIP HOP」 の各チャンネルのページに、
今週のヘヴィ・プレイ楽曲が掲載されるようになっています。
 いや、なりました。

★「ロック/ポップス」 (+特集の掲載もアリ) ⇒ www.cansystem.info/program/ch_226
★「R&B」www.cansystem.info/program/ch_213
★「HIP HOP」www.cansystem.info/program/ch_215

それらが、ナウなヒット・ソングだったり、
いま聴いていただきたい! いま街で流れて欲しい! という、
キャンシステムいち押しのナンバーってわけ。
上記のチャンネルをお聴きになられて、
1日に何度も流れる曲があったら、きっとそれがヘヴィ・プレイのナンバーです。
気になった方は、是非チェックを!
≪Cansystem.info≫ ⇒ www.cansystem.info/

これで終るのも何なんで、ついでに、今日発売となったイカしたアルバムを一枚。

激情ギターラ!(初回生産限定盤)(DVD付)
◆RODRIGO Y GABRIELA (ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ) / 『激情ギターラ!』
アコースティック・ギター2人組、ロドリーゴ・イ・ガブリエーラによるインスト・アルバム。
っつーか、フラメンコ。もしくは、唄なしのジプシー・キングス。
でも、発売元のソニーさんによるカテゴリーは、「ロック」 です。むしろ大正解です。
だってこの人たち。元メタラーらしくて、楽曲にはメタルの要素が満載。
ツェッペリンの 「天国への階段」 や、メタリカの 「オライオン」 のカヴァーも収録されています。
バカテク。ノスタルジック。そして激情。聴いていると、無性に絶叫したくなります。
ぜひとも CALEXICO と競演してもらいたいな(笑)
そして、RODRIGO Y GABRIELA が好きな人は、コレも聴け!!!!

Everybody Loves You  レッグス・トゥ・メイク・アス・ロンガー  アンティル・ウィー・フェルト・レッド 
★ KAKI KING (カーキ・キング) / 全アルバム
アメリカ版・女性押尾コータローと言えば一番分かりやすいでしょうか?
タッピングを駆使し、ボディを叩きながらメロディとリズムを同時に奏でる超絶ギタリスト、カーキ・キング。
2nd を聴いて衝撃を受けまして、さらに
「サウンドの雰囲気がシカゴ周辺のポスト・ロックっぽいよなー」 とか思っていましたところ、
3rd のプロデューサーが見事にジョン・マッケンタイア (ex. TORTOISE) だった時は、
思わず 「ざまあみろ!」 と、何かに向かって咆哮しました。
ギターの地味深さを味わうなら、完璧にポスト・ロックへ移行しヴォーカル曲も収録された 3rd を。
純粋にバカテク・ギターを堪能したいなら、1st & 2nd がオススメっす。

2008/2/27

●好きランク

> ROCK と XX, 音楽雑談 — サイトウD @ 18:32:09

大好きで何度も何度も聴いている曲って、
歌詞はおろか、バックの演奏なんかも覚えちゃいますよね。
ま、それは、楽器経験者特有なのかもしれませんけども・・・。

僕もギターを少々かじったことがあるうえ、
ヴォーカル同様に楽器隊が注目を浴びるメタル畑出身なものですから、
その傾向は余計強いかもしれません。

そして僕が相当に好きな曲の場合。
好きな度合いにより、その曲の覚え方にランクがあることに、最近気付きました。
以下のように、上から下へ好きな度合いが強まっていくと・・・・・・

★「好きランク①」 → メロディ・ラインはもちろん、曲の構成を覚えている
★「好きランク②」 → インチキ英語でも、歌詞を覚えている (プラス、ギターのフレーズを唄える)
★「好きランク③」 → ドラムのフレーズを覚えている
★「好きランク④」 → ベース・ラインを唄える

と、こうなります。④までくれば、もう心底大好きなレベルです。
ところが、さらにその上をゆく 「好きレベル」 に、先日、自分で曲を聴きながら気付いたのです。

★「好きランク⑤」 → ヴォーカルのメロディに、オリジナルでハモって唄える

そう、「ハモりのパートを唄える」 のではなく、プラス、勝手にハモるんです(笑)
と言うのも、前回ご紹介した SMOKING POPES
もちろんアルバムを聴きながらこのブログを書いていたのですが、
僕、唄じゃなくて、オリジナルのハモりを鼻歌で唄っていたのですね(笑)
試しに大好きな RON SEXSMITH を聴いてみたら、
やっぱり、いつも決まって脳内で鳴っている、自分にだけ聴こえるハモりがあったんです(笑)

いやー、気持ち良いですよ!? ハモリって!
だって、アーティストやその楽曲と、一体化した気持ちになれるんですから!(笑)
ただ、遊び程度とはいえ、演奏や作曲の経験があるからかもしれないんですけど・・・
とにかくメチャ楽しいので、皆さんも是非お試しあれ。

♪追記
ハモりに加え、ランク④ の 「ベース・ラインを唄う」 ってのも、相当に気持ち良いです。
バンドとしては、ベースがグイングイン弾きまくる GREEN DAY なんかオススメ。
ですが、僕にとってベスト・オブ・ベースライン・シンギングは・・・・・・

往年の某テレビ演芸番組、 『笑●』 のオープニング・テーマです(笑)
ぜひシッカリと聴いてみてください! まじ、唄いたくなりますから!!

2008/2/26

●【棺桶アルバム⑤】 SMOKING POPES / Born To Quit

> ROCK と XX, 音楽雑談 — サイトウD @ 12:53:20

思い出したときだけ頻繁に続くこのシリーズ。今回は、ちょいとマニアックですかね?
アメリカはシカゴ出身のパンク/パワー・ポップ・バンド、
SMOKING POPES (スモーキング・ポープス) の傑作 『BORN TO QUIT』

smoking-popes.jpg
◆SMOKING POPES / Born To Quit (1995年 : 廃盤)
※ 写真の撮り方はコチラのパクり

以前、weezer のファースト・アルバムをご紹介いたしましたが、時期的にもちょうどその頃。
weezer 大ヒットの影響で、「weezer ファン必聴!」 とか 「どこそこのweezer!」
みたいな宣伝文句を付けられたバンドが、雨後の筍のように続々と現れていました。
それに引っ掛かって、どうしようもない駄作をつかまされた事もあったけど(苦笑)。
しかしそんな青田刈りの状況は、
FOUNTAINS OF WAYNESUPERDRAGNADA SURF など、
素晴らしいバンド/アルバムに出会えるキッカケにもなっていました。
ただ、上記のバンドはいずれも 「パワー・ポップ」 という共通項があるだけで、
weezer を彷彿とさせるバンドでは、決して無かったのです。

そんな中、「あ! かなり weezer っぽい! っつーか、似て非なるものだけど同じくらい良い!」 と、
当時、相当に入れ込んだのが、このアルバム。
シングル 「Need You Around」 が MTV で “BUZZ CLIP” に選ばれており、
ヘヴィ・ローテーションされていたのが出会いでした。

この曲、とにかく、妙なんです。
8ビートのドラムから始まり、メロコア風にパワー・コードを掻き鳴らしたギターが乗るイントロ。
そしてヴォーカルが始まると・・・
声と歌唱法が、完璧にモリッシー風 (ex. THE SMITHS)。
さらにそのメロディー・ラインは、フランク・シナトラやニール・セダカみたいな、オールディーズ風。
しかもそれが、曲のリズムの半分のビートで唄われるため、とにかく、ノれない(笑)
その違和感が堪らなく心地良く、即、曲名をメモり、CD屋へ予約に走ったのでした。

日本盤のジャケットは、明らかにウィーザーをイメージした、ブサイクなメンバーが並ぶもの(笑)
そしていざアルバムを聴いてみると・・・。
全曲、ディストーション・ギターの激しいコード・ストロークに60’s風メロディーが乗る、
言ってみればウィーザーと同じ方法論による珠玉のパワー・ポップが満載。
しかも、片思いや失恋といった、切ないラヴ・ソングばかり!! (笑 : ←これ、かなり重要。)
決してウィーザーのフォロワーではないのですが、
「ウィーザー好き必聴」 というコピーを使うなら、
この SMOKING POPES が一番シックリくるような気がします。

その後、過去の音源も遡って聴いてみたりしました。
もともとはどちらかと言うと、ハード・コア系のストレートなパンク・バンドであった模様。
この 『Born To Quit』 の前のアルバムあたりから、メロコアの影響もあったのか、
メロディー重視の方向性を取った感じでした。間違ってたらゴメンなさい。
(注: バンドの正確なバイオグラフィを必死で追わないのは、僕の性格に起因するものです・笑)

なお、現在でも地道に活動を続けている様子。
●OFFICIALwww.smokingpopes.net/
●MySpacewww.myspace.com/smokingpopes
YouTube には、SXSW (サウス・バイ・サウス・ウェスト) に出演した際の映像もアップされていました。
最近もアルバムをリリースしているのかな? 今から調べてみます(笑)

ちなみに現在は廃盤のようですが、中古屋さんなどをマメに探せば、きっと見付かるはず。
そして、キャンシステムにご契約のお客様は、「スモーキング・ポープスの曲!」 と、
電話リクエストしてみてください。何とか必ず、ご対応いたします。

それにしても、棺桶に持っていきたいアルバムと言って思いつくもののほとんどが、
青春時代、主に十代の頃に聴いたアルバムになっちゃいますね。
哀しいかな、やっぱり人間、そういうものなんでしょうか・・・?

♪追記
Let Yourself以前も紹介しました、
Roger Joseph Manning Jr. のバック・メンバーとしてもお馴染みで、
木村カエラさんの名曲 「Magic Music」 の作者でもあるアーティスト、
LINUS OF HOLLYWOOD (ライナス・オブ・ハリウッド)
彼のセカンド・アルバム 『Let Yourself Be Happy』 では、
上記の 「Need You Around」 をボサ・ノヴァ・ヴァージョンで、
さらにボーナス・トラックでは、「Rubella」 を軽快なアコースティック・ポップでカヴァーしています。
分かっている人は、分かっている。

♪追記2
追記で書くなって話ですが、
その大好きなロジャー・ジョセフ・マニング・Jr. さんに、先日、インタビューをしてきました!
インタビューの掲載は、「Music Lounge」 にて。
裏話などは、こちらのブログにて後日発表いたします。