2008/3/19

●MAROON 5 (with SOFT) LIVE @日本武道館

> LIVE — サイトウD @ 12:15:51

17日の月曜日、MAROON 5 来日公演最終日、日本武道館の追加公演を観てきましたよ。
とにかく観に来ていたお客さんが、渋谷の O-Nest やアメ横では絶対に見かけないような
おきゃんなオフィス・レディーばかりで、オドオドしてしまいました(笑)

オープニング・アクトとして登場したのは、
アメリカはN.Y.出身にして、モロUKなサウンドを鳴らす貴重なバンド、SOFT (ソフト)
ゴーン・フェイデッド浮遊感とグルーヴが同居した楽曲が大きなホールにこだまする様はなかなか。
ヴォーカルのジョニーが日本に住んでいたこともあるため、MCは全て日本語。
その効果もあって、会場の雰囲気は良い感じで温まりました。
アリーナ席ではすでにオーディエンスが立ち上がって観ており、反応も上々。
演奏力においては、確かに未熟な面も否めませんでしたが、
それには、あの大会場で、しかも機材セッティングが不十分な前座であり、
かつ、マルーン5 とは微妙にファン層が食い違うというアウェイ感の影響もあったはず。
次は是非もっと小さなハコでの単独や、サマソニあたりで観てみたいと思わせる、
今後の飛躍を感じさせるには充分のパフォーマンスでした!

ソングス・アバウト・ジェーン Special Edition-そして待望のマルーン5。
いやー、女子の黄色い歓声がすごいすごい。
前列の女子一同が 「キャー! アダムー!!」 と手を振る様は、
基本、ネクラ・ロッカーのサイトウにはなかなか刺激的なものがありました(笑)

とりあえずそこは置いといて。
いや~、演奏が上手すぎる!! 特に、ドラムとギター。もう、TOTOみたい(笑)
CDよりもずっと Rockin’ で、グッとビルド・アップされた演奏によって、
音源を聴いているかのような完成度の高さを誇っていました。
ただし逆に、それによってアダムのヴォーカルが弱く感じられてしまったのは、ちょっと残念・・・。
加えて、今まで武道館では経験したことのないような音の良さにも感激でしたね。
(じゃあ、あの GUNS N’ ROSES の音の悪さは一体何だったんだ?笑)

イット・ウォント・ビー・スーン・ビフォー・ロングそして、アルバム2枚にもかかわらずヒット曲が多いというのも本当に強み。
知っている曲ばかりが並び、それがCDと変わらないか、
それ以上の演奏で聴けるというのはただならぬ興奮がありました。
中でも人気曲は後半に詰め込まれていたおかげで、「待ってました!」 の盛り上がり。
「I Won’t Go Home Without You」 での
オーディエンスの大合唱 (ア・カペラで) は感動的だったし、
「Sunday Morning」 や、本編ラストの 「This Love」 は、もちろんダンスの渦でした。

そうそう、アダムがその日は誕生日だったそうで、
日本公演の最終日ということもあり、普段より気合が入っていたのかも・・・?
ただ、前列のファン一同が 「Happy Birthday」 を何度か唄ったのに、
聴こえていなかったのか、全く相手にされなかったのはすごく可哀想(笑)

それらお祭り的なノリもあったのか、
アンコールで大人気曲 「She Will Be Loved」 のあとにSOFTのメンバーも再登場し、
何と全員で、oasis の名曲 「Don’t Look Back In Anger」 のカヴァー!!!!!
しかも完コピ! そして、オアシスより上手い!!(笑)
本家も顔負けの武道館の1万人による大合唱で、ジャパン・ツアーは幕を閉じました。
いやー、オアシスって最高ですね!!(爆笑)
それと、オフィス・レディーの方々も、オアシスはソラで唄えるんですね!!

全世界のアーティスト憧れのステージ、BUDOKAN。
ファンだけではなく、マルーン5 にとってもソフトにとっても、思い出のツアーとなったんじゃないでしょうか?

しかし、演奏が上手いっていうのは、ルックスが良いというのに並んで、強い。これは強いな・・・。
いやー、だって、上手いんだもの(笑) もうね、それだけで何かが違うんだもん!(笑)

♪追記
Fourth Worldでも僕にとって MAROON 5 は、KARA’S FLOWERS なんですけどね・・・。
実はこのバンド、マルーン 5 の以前に、
Key.抜きの同じメンバー4人で活動していたパワー・ポップ・バンド。
アルバム一枚で消えてしまいましたが、
当時から楽曲の良さと演奏力は抜群に高く、本当に愛聴していました。
MAROON 5 に名前を変え、発売から丸2年かけて大ヒットした時はビックリしたものです。
今回のライヴでは、カーラズ・フラワーズ時代の名曲 「Soap Disco」 が聴きたかったという人は、
僕以外にも少なからずいるはずです・・・。

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