2008/3/3

●THE ALBUM LEAF / PINBACK live @ liquidroom (2/29)

> LIVE — サイトウD @ 13:32:34

Merry ひな祭り! Happy 節句 Of Tango!

という訳で先週の、2月29日(金)。東京は恵比寿リキッドルームにて、
以前よりしつこく紹介していた THE ALBUM LEAFPINBACK という
USインディー・シーンを代表する2バンドによるジョイント・ライヴを観てきました。
(注 : ライヴ写真はまだ手配できていないので、届き次第アップしたいと思います。
気になる方は、この記事のアドレスをチェキっておいてください)

ジ・エンチャンティッド・ヒル先に登場したのは、アルバム・リーフ。
ライヴを観るのはこれで二度目ですが、相変わらず美しすぎる・・・(ため息)
深遠で幻想的なサウンド・スケープは、他に換え難い魅力があります。
ジミー・ラヴェルが奏でる、とろけるようなエレピ・サウンド&繊細なプログラミングに、
ヴァイオリン、ギター&ベース、ドラムという生楽器が加わり、
エレクトロニカなんて単純には呼べない有機的で生命感溢れる演奏は鳥肌もの。
バック・スクリーンに宇宙の映像が映し出された時は、
本当に無重力空間を漂っているような錯覚に陥るほどでした。
www.bls-act.co.jp/artist/detail.php?ltid=32&atid=M000123
www.albumleaf.com/

そして、ピンバック。
Autumn of the Seraphs数年前の来日はキャンセルだったため、ファンにとっては待望のステージ。
日本での知名度とセールス的にはアルバム・リーフの方が上なので、
後の出演とは如何に? とも思っていましたが、バンドの演奏はもちろん、
オーディエンスの盛り上がりとリアクション、共に素晴らしかったです。
とにかく、とにかく圧巻のプレイ
ロブとアーミステッド、2人のヴォーカルの掛け合いが独特のコントラストを描き、
楽曲に力強さとテンションを与えていたのが印象的。
曲ごとに楽器は持ち替えられ、多いときはギターが3本になるものの、
基本的に音数は少なく、サウンドの構築は極めてシンプル。
その代わり、それらギター、ベース、シンセの絡みが複雑かつ緻密で、
ピンと張り詰めたようなテンションとダイナミズムがビシビシと感じられました。
言うなれば、楽器間にある音の隙間もサウンドの一部となってぶつかってくるような衝撃。
そんなテンションが暴発するかのごとく轟音に突入する瞬間は、何とも言えぬ快感だったな・・・。
僕は今まで熱心なリスナーではなかったので、過去の曲には知らないものも多かったのですが、
お客さんのリアクションを見ると、以前の人気曲も満遍なくやってくれた様子。
口惜しい!! 僕も、今から遡って聴きます!!(笑)
trafficjpn.com/pinback/TRCP-17/
www.pinback.com/

いやー、それにしても、今年は年明けから良いライヴが多すぎますぞ!
(見逃したのもすでに多いのですが・・・)

本日は期待の新人、DOES IT OFFEND YOU, YEAH? を、原宿アストロホールで。
金曜日は、BROKEN SOCIAL SCENESTARS のジョイントを渋谷クアトロで。
まだまだ楽しい日々は続きそうです。
それでは今週もがんばっていきまっしょい!

2008/2/21

●DIGITALISM LIVE @ SHIBUYA-AX

> LIVE, 音楽雑談 — サイトウD @ 11:45:18

digitalism_blog.jpg
一昨日、渋谷AXで行われた、DIGITALISM の来日公演へ行ってまいりました。
最初から最後まで、一切テンションを落とすことなく、
アゲアゲのままでオーディエンスを躍らせること、ちょうど1時間。
フロア前方では、まるでパンクのライヴのような
クラウド・サーフィンまで起こってしまう (←本当はダメですよ)、バキバキで楽しすぎるライヴでした!

ステージ後方と機材ラック下部に設置されたスクリーンには音楽にリンクした映像が流れ、
また、照明も同様に、楽曲に合わせてピッカピカでガンガン。
僕も、メタボリック解消のため、ダウン・ベストを着込んだまま汗だくで踊り続けました(笑)
ちなみに、我が編集部が誇る ちょいワル次長 (47歳: &奥様) も観に来ていたのですが、
明らかに最年長だったとの事(笑)
僕もそんなオトナになってみたいです。

デジタル主義(初回限定盤)昨年を代表するアーティストのひとつだった、
ドイツはハンブルク出身の、彼らデジタリズム。
その、最もアツイ時期のライヴを堪能できたのは、貴重な体験でした。
ダンスとロックをクロスオーヴァーさせた、
いわゆる 「ニュー・レイヴ」 の括りに入れられる場合もあり、
MOSHI MOSHI EPそのため一部では 「一発屋」 的な言われ方をされてしまうこともあるのですが、
彼らのような本物のアーティストっていうのは、
ブームなんて人為的なものを超えて、
余裕で残っていくんだろうな~と実感しました。

MCで、「次は○○で会おう!」 なんてビックリ発言もありましたが、
それはまだオフレコって事で(笑)

先月に観てきたスフィアン・スティーヴンスのライヴのように、
ジックリと堪能するライヴもそれはそれで最高に素晴らしいのですが、
こういうバリバリに騒ぎまくるライヴは、やっぱり何歳になってもやめられません!
相当疲れますけどね(苦笑)

♪追記
会場に着いた際、フロア外のドリンク売り場がとんでもない行列に。
なので、諦めて中に入ってみたところ、フロア内のバーは余裕でスカスカ。
全く並ばずに買うことが出来たのですが、買い終わると、その後ろにはちょっとした列が・・・・・・。
どうやら、列が乱れたところに、それに全く気付かず割り込んでいたようです(笑)
よくもまあ、血気盛んな若人たちに殴られなかったなあ・・・。
逆に僕だったら、「おい!」 って言っちゃいますけどね!?
皆さんも列に並ぶ際は、身の安全のため、前後を確認しあってキチンと整列しましょう(笑)
それと、お客さんの女の子が可愛すぎです。
アメコミみたいに、目がハート型にズキューンしまくりでした!!(笑)

【ON AIR INFOMATION】
デジタリズムのナンバーは、キャンシステムの有線放送ならびにSPACE DiVAの
下記のチャンネルでオンエアされています。
電話リクエストもお待ちしていますので、ご契約者の皆さまは、ドシドシお電話ください!
●LOUNGE/HOUSE (CAN有線: 関東 D-13、東北E-14 / SPACE DiVA: 232)
●ダンス・グルーヴ (CAN有線: B-09 (沖縄のみB-07)/ SPACE DiVA: 229)
●ロック/ポップス (CAN有線: A-12 / SPACE DiVA: 226)
●2000’s ポピュラーHITS (CAN有線: コチラで / SPACE DiVA: 238)
●洋楽ポピュラー・リクエスト (CAN有線: B-03)

2008/2/12

●RATM で大学生気分♪

> LIVE — サイトウD @ 11:59:52

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン10日(日)、RAGE AGAINST THE MACHINE のライヴに行って来ました!
いやー、選曲も素晴らしかったし、パフォーマンスも、絶頂期かそれ以上。
オーディエンスの盛り上がりもとてつもなく、
序盤、後方ブロックにもかかわらずモッシュでもみくちゃにされていました。
まあ、僕もガッツンガッツン暴れましたけどね。
イーヴィル・エンパイア(ああいう場では、流れに乗らないと逆に危険なので・・・)
でもさすがに、途中から後方の空いたエリアへと逃げました(笑) まじ、死の予感・・・。

ライヴ後は、別々に観に来ていた知人たちを一同に集合させ (佐藤朝問さん含む)、
居酒屋へ繰り出して2時間ほど。
バトル・オブ・ロサンゼルスその後、勢いで 「クラブへ行こう!!」 という事になり、
海浜幕張からエンヤコラと、0時過ぎに渋谷へと向かったのでした・・・・・・
(ちなみに、「club asia」 の、テクノ系イベント)
そして、体力も限界に近づいた2:30頃に抜け出し、
そのままファースト・フード店で始発待ち。
おいおい、お前は大学生か! ってな遊び方。まさに 「Freedom」 !!

おかげで、腕・脚・ノドが、今日になってもガクガクです(笑) そして財布も空っぽです。
ま、それくらい、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのライヴが楽しかったという事。
ただ、物事を冷静に考えられる状況ではありませんでしたので、ライヴ・レポは堪忍してください(笑)

あ、そうそう。
土曜日には、元ジェリーフィッシュ、 インペリアル・ドラッグ、 ムーグ・クックブック、
BECK や AIR のバック・メンバーとして、
現在はソロ、 TV EYES、 MALIB としてお馴染みの (←長い)、
ソリッド・ステイト・ウォリアーロジャー・ジョセフ・マニング Jr. 大先生が出演した
フリー・ライヴ (@ O-East) も観に行ってきたんです。

『ローランド サウンド・スパーク 2008』
www.roland.co.jp/event/SoundSpark/index.html

電子楽器メーカー、Roland 主催のプロモーション・イベントとあって、
その音響と楽器のセッティングは抜群! かつて記憶に無いほど音の良いライヴでした。
もちろんロジャー・バンドの演奏も素晴らしいもので、
まとまりもコーラス・ワークも、前回の単独公演より格段にグレードアップ。
これがタダで観られたなんて、嗚呼、なんて素敵なんでしょう!

そして、そんなロジャー先生に関しましては、ちょっと素敵な話がありまして・・・・・・
それはまた後日、こちらのブログ、ならびに Music Lounge にてご紹介します。乞うご期待!!
では!!

2008/2/8

●PINBACK / THE ALBUM LEAF JAPAN TOUR 2008

> LIVE — サイトウD @ 12:35:06

しっかしここ最近、毎年、年明けの来日ラッシュが凄いですよね。
イベンターの皆さん、狙ってるのかな?

mxpx と Sufjan Stevens でライヴ初めをした僕。
今週末は RAGE AGAINST THE MACHINE @幕張メッセ へ馳せ参じてまいります。
ばりばりに大暴れしながら、トム・モレロの一挙手一投足を観察してくる所存であります。

そして、このライヴも開催間近。

★PINBACK / THE ALBUM LEAF JAPAN TOUR 2008

アルバム・リーフが、冬・年初めに来日公演を行うのは、ここ3年くらい恒例となっています。
昨年は見逃しましたが、一昨年は確か O-EAST で観ました。
彼が鳴らすフェンダー・ローズのドローン・サウンドは、冬の冷たい空気にピッタリです。

そして何と今年は、同じくサンディエゴから、
USインディー / ポスト・ロックの雄、ピンバックとのジョイント・ライヴ!!
pinback_2.jpg【PINBACK】

これ、マジで夢の組み合わせとも言うべき素晴らしい企画ですよね~。
ピンバックの来日公演は、前回、直前になってキャンセルされるという悲劇がありましたので、
ファンにとっては心から待ちに待ったライヴとなっている模様。

Autumn of the Seraphsさらに、昨年リリースされたアルバム
『Autumn of the Seraphs』 も激名盤でしたからね。
国内盤も発売され、手に入りやすくなったお陰でグッと知名度も上がり、
新しいファンもついてきている感じです。

当然、最初に発表された東京公演は、即完売。
チケットを取り損ねてガッカリしていたインディー・オタクの方々も多かったと思いますが・・・
好評につき、急遽、追加公演が決定したんですよね~!

■東京追加公演
2/29 (fri) LIQUIDROOM ebisu
Open 18:00 / Start 19:00
¥5,500 (前売り/ドリンク代別)
問)SMASH:03-3444-6751
チケット発売日:1/26(土)より下記プレイガイドにて
ぴあ (P:279-464) ・ ローソン (L:33278) ・ e+ (pre-order:1/22-23)・
岩盤・SMASH (web/mobile)

これも、ウカウカしてたら無くなりそう。ぜひお早めに。

東京の他、大阪と名古屋のチケットも、もう危ないですよ! 迷わずにダッシュ!!

■現在発売中公演
大 阪 2/26 (tue) 心斎橋CLUB QUATTRO
Open 18:00 / Start 19:00 ¥5,500 (前売り/ドリンク代込)
ぴあ (P:275-270) ・ ローソン (L54480) ・e+ ・ 会場 ・ SMASH
問)SMASH WEST: 06-6535-5569

名古屋 2/27 (wed) 名古屋CLUB QUATTRO
Open 18:00 / Start 19:00 ¥5,500 (前売り/ドリンク代込)
ぴあ (P:275-259) ・ ローソン (L:43860) ・ SMASH
問)CLUB QUATTRO: 052-264-8211

協 力: P-VINE RECORDS / Traffic
お問合せ:03-3444-6751 (SMASH)
       smash-jpn.com
       smash-mobile.com

僕も、何とか行けるように現在調整中です。
皆さん、ぜひ会場でお会いしましょう! では!!

2007/12/10

●dafunkfest 写真館 (photographs by TEPPEI)

> LIVE, 音楽雑談 — サイトウD @ 18:49:01

EMIミュージック・ジャパンさんのご好意により、DAFT PUNKのライヴ写真をドドンと掲載!
(※ライヴの感想はコチラ。他の写真もアリ)
これが光と音の一大スペクタクルだっっっっ!!!

002b.jpg(c)TEPPEI

003b.jpg(c)TEPPEI

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↓これだけ僕がケータイで撮ったものです(笑)
matsumoto-to-daft.jpg

ピラミッド大作戦-スペシャル・エディション-これらを眺めながら、発売されたライヴ盤
『ピラミッド大作戦』 を聴いていただければ、
若干の臨場感は味わえるかと!(笑)
それでは!!

●dafunkfest

> LIVE, 音楽雑談 — サイトウD @ 12:41:05

010b.jpg(c)TEPPEI
001b.jpg(c)TEPPEI
DAFT PUNKのライヴ ≪dafunkfest≫ に行って来ました!!
いや~、これぞ音と光の一大スペクタクル!
あまりに興奮して絶叫でダンスしまくったので、全身がガタガタです。
嘘みたいにTシャツがビショビショになって帰宅しました。

そのTシャツ。以前紹介したことのあるデトロイト・テクノのレーベル
【UNDERGROUND RESISTANCE】 のものを着ていたのですが、
外国人から、すれ違いざまに 「Hey! Good Shirt!!」 と声をかけられました。
イベントに参加した際の注目度は、かなりの高打率。一張羅です。

話はライヴに戻って。
ダフトのライヴは二度目ということもあり、当初は、スタンド席からジックリ観ようとしていました。
しかしブンブン・サテライツあたりからアリーナの盛り上がりを見て堪らなくなり、結局は下へ。
それでもちょっと 「観察」 をしてみようと思い、
「果たしてエンジニア達はどのような動きをしているのか?」 なんて
アリーナ中央、ミキサー卓の真横へと着けたのです。
が、いざライヴが始まってしまったら、とてもじゃないけどそれどころではなく、
見事に最後まで、PAさんの動きを観る事を忘れてしまいました(笑)

一瞬一瞬全てが見逃せない破格のエンターテインメント。
昨日、「DAFT PUNKはマジで宇宙のロボットだったんだ」 と確信しました。
絶対に、中に人なんていません!

とにかく、いくら言葉を並べても表現する事は不可能です。
スゲー楽しかった! で堪忍してください(笑)
ただ惜しむらくは、自分にとってダフトのライヴはこれがサマソニ以来の2度目だったこと。
初体験だとしたら、感動はさらにひとしおだったでしょう・・・。

さてさて、今週もまだまだライヴが続きます。
水曜はイギリスの新人ニュー・レイヴ・バンド、CRYSTAL CASTLES @原宿アストロホール、
木曜は、スウェーデンの大所帯パワー・ポップ・バンド、SHOUT OUT LOUDS @渋谷O-Nest。
今年はどのライヴが、年間自己ベストに輝くことやら・・・?