● BRUCE SPRINGSTEEN / MAGIC
いやー、ボスの新譜がスゲー良いですよ。 BRUCE SPRINGSTEEN ですよ!
実は僕、正直に言うと、ごく最近までブルース・スプリングスティーンのアルバムを
聴いた事がありませんでした (もちろん有名な曲は知っていますが……)。
ところが最近、僕はアメリカン・ルーツに興味があるためか、
数ヶ月前に突然 「スプリングスティーンでも聴いてみっぺ」 と、
軽い気持ちで 『BORN IN THE U.S.A.』 と 『明日なき暴走』 の2枚を聴いてみたのです。
すると、コレが本当に素晴らしくて。
・・・・・・ あ、違う。BON JOVI のニュー・アルバムが凄い良かったのが直接のキッカケだった!(笑)
ま、とにかく。その時点では、「聴かず嫌いだったなあ」 という印象を持っただけでしたが、
そこに来て新作の 『MAGIC』 ですよ! にわかファンですから、下手なことは書きません。
詳細は、正式なところにお任せします(笑) ⇒ コチラ
すごく、すごく、すごく良いアルバムです。
ダイナミックで、力強くて、ちょっと切なかったりもして、もはや感動的ともいえます。
聴き終わっても延々とリピートしたい衝動に駆られてしまいます。名盤!
で、スプリングスティーンやイーグルスほどになれば別格なんですが、
いかにも大陸的で大らかな土着のアメリカン・ロックは、日本では売れないという定説があります。
フォークやカントリーといったルーツ音楽も、その例に漏れません。
あえて名前は出しませんが、人気で日米格差の激しいバンドは、古今で枚挙に暇がありません。
ところがこのアルバムの様にキャッチーなメロディーが活きてくると、
グッと日本人にも馴染みやすくなるばかりか、お国が違うにも係わらず、なぜか郷愁まで覚えてしまいます。
もはやホモ・サピエンスのDNAレベルで訴えかけられているようです。
良いぞ、アメリカン・ロック! やっぱり大地の唄だよな!!(笑)
ちなみに、このブログを読んでくれてる人から、
「君は一体何の音楽が好きなのか分からん」 と、よく言われます。
仕事を抜きにしても、アレコレ何でも聴きますからね (洋邦問わず、ロック以外も)。
ジャンルというのはあくまでも、レコード会社、お店、(僕らも含めた) 各媒体など
中間の人間が恣意的に作りだした区分・呼称に過ぎませんから。
演奏する側と聴く側にとっては、ジャンルなんて一切関係なし!
良い曲があったら、ジャンルや世間の評価など何もこだわらずに、何でも自由に聴いてみましょうー!