2007/12/14

●年末アルバム

> ROCK と XX, 音楽雑談 — サイトウD @ 19:01:30

今週更新をしなかったのは、
ダフト・パンクの写真をトップに置いておきたかったためにワザとです。ごめんなさい。

さて、もう年末ですよ。実家の米沢に帰省したの、つい最近だと思っていたのに・・・。
そんな年の瀬に必ず引っ張り出してくるアルバムがコチラ↓

アイ・サレンダー(紙ジャケット仕様)
◆ RAINBOW / Difficult To Cure (邦題: アイ・サレンダー)

ディープ・パープルを脱退したリッチー・ブラックモアが結成したレインボー。
このアルバムを前後し、その時のリッチーは 「売れたい売れたい」 と必至になっていまして、
その結果かなりポップで軽快なハード・ロック・アルバムとなっています。
発売当時、初期の重厚なサウンドが好きなファンからは批判されたようですが、
現在ではしっかりと名盤として知られています。
(日本で絶対的な影響力を誇る某メタル雑誌が、ヴォーカリストのジョー・リン・ターナーを賞賛し続けていることも、名盤として認められる事となった要因でしょうかね?)

1曲目の 「I Surrender」 は、ヴォーカルとギターが奏でる哀愁のメロディーが胸を打つし、
2曲目の 「Spotlight Kid」 は、最高のリフと最高のギター・ソロ、
そして史上最低なキーボード・ソロ(笑) がたまらないアゲアゲのハード・ロック・チューン。
全体的にも、僕のようにリアル・タイマーではない人間にしてみたら何の先入観もないおかげか、
純粋に素晴らしいアルバムとして聴けます。

が、年末に聴く理由はそこではありません。ご存知の方も多いでしょうが・・・
アルバムの最後、9曲目 「Difficult To Cure (邦題: 治療不可)」
この曲は、「年末と言えばこの曲!」 な、ベートーベンの 「第九」 をカヴァーしたもの。
と言うか、要するにモチーフにした楽曲なのです。
第九の合唱のメロディーを、リッチーがスライド・ギターで華麗にプレイ。
何とも疾走感のあるインスト・ハード・ロックに仕上がっています。

ホンモノの第九もフルで聴いたら長いですからね。
最初から聴いたら、合唱待ちで眠くなっちゃうかもしれないし(笑/クラシック・ファンの皆様、すみません)
そんな方には、レインボーがバッチリ! 忘年会のネタとしても使えるし。

ザ・ファイナル・カウントダウン今でも覚えているのが、1999年から2000年の、記念すべき年越し。
この 「Difficult To Cure」 ⇒ EUROPE の 「The Final Countdoun」
という順で曲を聴き、2000年1月1日の0時を迎えたものです。
一人で(笑)

で、この 「Difficult To Cure」。キャンシステムの有線放送のどこかで流せないかなーと、
現在コッソリ画策中。 今後もし聴こえてきたら、僕の仕業だと思ってください!!(笑)
あ、ご契約のお客様はぜひ電話リクエストしてくださいね! お待ちしています。