2007/9/14

MOTION CITY SOUNDTRACK がヤバイ!

> 番組インフォ, 音楽雑談 — サイトウD @ 13:01:24

今年のフジロックにも出演したバンド、MOTION CITY SOUNDTRACK のニュー・アルバム
『Even If It Kiils Me』 が最強にカッコ良すぎます!
イヴン・イフ・イット・キルズ・ミー(期間生産限定盤)

バンドの詳細はまあ、正式なところにお任せするとして (⇒ コチラ)。
レーベルがEPITAPHという事もあり、エモやポップ・パンクにカテゴライズされがちですが、
リスナーの枠が制限される可能性もあるので、それは本当にもったいない。
ギター・ロック/ポップがジャンルレスに好きな方なら、誰でも間違いなくハマれると思います!

フジ出演前にリリースされた新曲 「Broken Heart」 が相当に良い曲だったので期待していた新譜。
いざ聴いてみると ・・・、もう、すげー良いッス!!!

しかもムーグ・シンセサイザーのサウンドが、RENTALS(注)やFOUTAINS OF WAYNEっぽい
なんて思っていたら、プロデューサーは見事、そのF.O.W.のアダムに加え、
weezer のプロデューサーとしてお馴染みの元CARS、リック・オケイセックの2人ではありませんか!
よし、完璧!!

思わず過去の2枚も聴いてみたところ、こちらも共に最高の楽曲が詰まっていました。嗚呼、反省。
アイ・アム・ザ・ムービー  Commit This to Memory

モジャモジャ髪でヒゲ面&メガネ。洋服はチェックのシャツという、
泣き虫ダメ男に伝統の要素が全て入ったルックスのヴォーカル : JUSTIN 。
彼が甘~い声で泣き叫ぶ激キャッチーなメロディーと、ピコピコなムーグ、
そこにパワー・コード炸裂のギターという組み合わせは、
weezer をリアル・タイムで体験し、人格の基盤とまでなってしまっている僕にとって、
思いっきりツボなのです。

もちろんキャンシステムとSPACE DiVAの各チャンネルでも、
この MOTION CITY SOUNDTRACK のニュー・アルバム 『Even If It Kiils Me』 から、
「Broken Heart」 と 「This Is For Real」 の2曲を、ガシガシ ON AIR します。
あ、前作収録の名曲 「Everything Is Alright」 もオンエア・ローテーション復活です!
ぜひぜひ、聴いてみてくださいー。

★ ロック/ポップス (CAN有線 A-12 / SPACE DiVA 226)
★ リクエスト・ポピュラー (CAN有線 B-3)
★ Extreme Street (CAN有線B-6 (中部・関西) / SPACE DiVA 227) ※10月O.A.開始予定
★ US TOP HITS / NEW DISC (CAN有線 B-7 / SPACE DiVA 206) ※予定

【注】
Return of the RentalsRENTALS (レンタルズ)。元weezerのベーシスト、Matt Sharp が結成したバンド。2台のムーグ・シンセサイザーとジリジリ鳴るファズ・ギター、さらにヴァイオリンという組み合わせの個性的なパワー・ポップは大絶賛を浴び、リリースされた2枚のアルバム (特に1st) は、ポップ好きにとって永遠のマスターピースとなっている。最近活動を再開させ、昨年はアジアン・カンフー・ジェネレーション企画/主催のフェス 「NANO-MUGEN FES」 へ出演のため、まさかの来日。SILVER SUNも共に出演し、「あんたも好きねぇ」 と、マニアをうねらせた。さらにEPもリリースした模様。アルバム、早く!

≪RECOMMEND ALBUM≫
ウィーザー
・weezer / weezer (a.k.a. “Blue Album”)
「エモ」 の元祖ともされる、ウィーザーのデビュー・アルバム。プロデュースはリック・オケイセック。MOTION CITY SOUNDTRACK のメンバーも間違いなく、死ぬほど聴いているはずです。
MY CHEMICAL ROMANCE や、FUELED BY RAMEN系のエモが好きなキッズは、すべからく聴くべし。
僕、サイトウはこのアルバムがあまりにも好きなため、客観的な意見は全く述べられません。
棺桶に入れてもらう一枚です (← あ、これ、次回の記事のテーマにします)。

2007/9/7

全然 「LOW」 じゃねえ! “ALL TIME LOW”

> 番組インフォ, 音楽雑談 — サイトウD @ 12:00:13

来るよ、また来るよ。 そーら来たー! ハッハッハ! なに? 風速40メートル?

ってなわけで、颱風ですねー。
昨日の帰り道、僕の帽子が青梅街道にピュイーっと飛ばされました。
諦めて帰りましたが、今朝、道の真ん中を見るとまだそこに、ズタズタにされたまま落ちていました。
「俺はまだココにいる!」 と、猛烈にその存在を誇示していました。こんにちはサイトウです。

突然ですが、相変わらず人気のポップ・パンク・シーンに今月、激ヤバのニュー・フェイスが登場します。

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わ、出た! 抜群にバカのお出ましだ! (※ 乙女は見ちゃダメ!!)
なぜか、一人だけスニーカー履いてるし(笑)
白ブリーフが醸し出すトンマな雰囲気って、どうやらボーダーレスらしい。
こんな格好なら、台風も恐くないですね!

バンド名は、「ALL TIME LOW」。
うそつけ! 大体この写真、全然 「LOW」 じゃねえし!(笑)
むしろ、どんだけアゲてんの?

キャンシステムの有線放送と SPACE DiVA でも、
「ロック/ポップス」 チャンネルを皮切りにオンエアされるので、ぜひ聴いてみてください。
としか言えません。この写真を前にしたら、いかなる言葉も効力を持ち得ません。

メロディ良し。演奏良し。さらに、よく見ると意外にルックスも良し。
疾走感は爽快だし、なんだ! 結局全部イカしてます。
そんな事ができるのは、バカを装った知恵者か、正真正銘のバカのどちらかです。
個人的には、バカである方に期待します。

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アルバム 『SO WRONG, IT’S RIGHT』 は、9/26発売です。
(HOWLING BULL HWCH-1012 2,300円)
www.howling-bull.co.jp/
www.howling-bull.co.jp/cd/cd_000103.html

★ 有線放送オンエア・チャンネル
・ロック/ポップス (CAN有線 A-12 / SPACE DiVA-226)
その他、続々開始予定!!

2007/8/31

本日の公私混同

> 番組インフォ, 音楽雑談 — サイトウD @ 16:59:11

先日、カレー屋さんで隣に座ったガリガリの男性が女性向けのハーフ・サイズを注文していたのですが、
それをチビチビ食べる様を見て、「あ、オレ、これならメタボリックの方が良いや・・・」 と思いました。
こんにちは、食べるの大好きサイトウです。いま食べたいのは宮崎地鶏の焼き鳥です。
そんな、東国原知事よりもしがらみの無い、最近の 「極私的」 お気に入り新譜をご紹介。

pinback.jpg
◆ PINBACK “Autumn Of The Seraphs”
アメリカの老舗インディー・レーベル 「TOUCH and GO」 に所属する2人組、ピンバックのニュー・アルバム。通算4枚目。サウンドの構造自体はシンプルながら、極めて緻密。クリーン・トーン主体の繊細なギターは、ヴォーカルと複雑に絡むアンサンブルによってダイナミックに広がって響きます。聴き込むことにより、ジワジワと内面から低温火傷するような昂揚感が得られる名盤。9/5 リリースです。
(Traffic/品番: TRCP-17)
・official HP ⇒ www.pinback.com/

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◆ MINUS THE BEAR “Planet Of Ice”
米国インディー・シーンの期待の星。シアトル出身のバンド、マイナス・ザ・ベアの新作。基本的には根っからのインディー精神を感じさせるエモ/ポスト・ハードコアなオルタナティヴ・ロックで、変拍子も多用された楽曲はかなりプログレッシヴ。と言うと難解なイメージを持たれるかもしれませんが、メロディーを含め全体的に非常にポップだし、ダンサブルなビートがエキサイティング。こちらも聴き込むほどに凄さが伝わってきます。更なる進化も期待でき、ネクスト・ブレイク筆頭か?
(Daymare recordings/品番: DYMC-037)
・official HP ⇒ www.minusthebear.com/

本来はメチャクチャ難解なはずの RADIOHEAD が、単なるネーム・ヴァリューではなく内容が理解されてあれだけ売れているなら、ジャンル/スタイルは全く違いますが、この手のバンド達だってキッカケさえあれば大ヒットしても何らおかしくはないはず。THE SHINS や MODEST MOUSE が良い例でしょう。レディヘが聴ける人なら、この良さは絶対に分かります。文明が発達した現在、MySpace とかでも簡単に試聴できますので、ぜひチェックを!

・・・って、CDとマイスペで聴くのも良いのですが、僕、有線放送の編集マン!
僕だって良い音楽を世に広めたいもの。当然の如く上記2枚からの楽曲を、
キャンシステムの 「ロック/ポップス」 で、9/3 より、コッソリと且つ激烈にオンエア開始です。

● ロック/ポップス 【CAN有線A-12 / SPACE DiVA 226】
・ PINBACK  “From Nothing To Nowhere”
・ MINUS THE BEAR  “Knights” & “Burying Luck”

「どの曲かわかんねーよ」 とおっしゃる方。そうですよね、ゴメンナサイ(涙)
ご契約頂いている店舗様やお客様なら、
「電話リクエスト」 という、MySpace では味わえないアナログでちょっとドキドキする手法もあります。
あなたの電話一本で、全国に曲が流れます。流れる瞬間、結構嬉しいです (← 入社前に経験アリ)。

ぜひぜひー!

2007/8/30

ガールズ・ポップの新星 BRITT NICOLE デビュー!

> 番組インフォ, LIVE — サイトウD @ 10:11:05

先週の木曜日、10月に日本デビューするガールズ・ポップ・アーティスト、
BRITT NICOLE (ブリット・ニコル) のショーケースを観に行ってきました。

ちなみにショーケース・ライヴっていうのは、言うなれば 「お披露目会」 みたいなものですね。
今回のように一般客が入る場合もありますが、ギョーカイ人だけで行われるものもあります。
ギョーカイ人だけの時って、みんな足組みながら押し黙って観てたり、拍手なんかもまばらで、
観てるこっちがハラハラドキドキすることも(笑)

そんな事はさておき。ブリットちゃんです。

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ブリット・ニコルは、アメリカ出身、22歳のシンガー・ソングライター。
華奢で可憐なルックスはもちろん魅力的でしたけど、
圧倒的なのはその歌唱力。アイドルなんかじゃない、ホンモノのアーティストです。
生でお披露目されると、アーティストの良さが直に伝わっくるんですよね。

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どキャッチーなシングル 「BELIEVE」 をはじめとする
女のコの気持ちを等身大で表現するブリットの楽曲は、
同年代の女子を中心に、幅広く支持を集めそうな予感。
会場に駆けつけた耳の早い女性ファンたちの、憧れの眼差しが印象的でした。
曲もスゲー良かったので (バッチリ、オンエア向き!) 、
キャンシステムの有線放送、洋楽チャンネルでも、即オンエアを開始します。どうぞ聴いてくださいね。

デビュー・アルバム 『SAY IT』 は、10月17日にリリース。
どうしても待てない方は、輸入盤がすでに発売中なので、そちらもどうぞ。
● 日本オフィシャル・サイトwww.emimusic.jp/intl/britt/

ロック!ロック!とうるさい僕も、実はガールズ・ポップって結構好きで、プライベートで聴くことも。
ステイシー・オリコなんか、アルバムも持ってるし! 第一、カワイイし!
同性のファンに支持されるのがヒットの条件、なんて言われ方がありますけど、
やっぱり、男女問わず、異性のファンを釘付けにするフェロモンも兼ね備えられていれば、
歴史に名を残すアーティストの仲間入り確実なのです。
(嗚呼、帰っておいで、ブリトニー・・・(涙) アルバム、全部持ってます。)

新たなブリちゃん、ブリット・ニコル。期待しましょう!

♪ BRITT NICOLE “Believe”  先行オンエア情報
★ ロック/ポップス (CAN有線A-12/SPACE DiVA 226)
★ リクエスト・ポピュラー (CAN有線B-3)

2007/8/6

BATTLES!(涙) バトルス!(嬉)

> 番組インフォ — サイトウD @ 19:05:08

ミラード

今年リリースされたアルバムの中で、極私的ベスト・アルバム部門第1位を獲得しそうな勢いなのが、
BATTLES の 1st アルバム、『Mirrored』。

米国ハードコア・シーンの重要人物で結成されたバトルスが繰り出す驚異のインスト・ロックは、マス・ロック、ポスト・ハードコア、ポスト・ロックというアングラでマニア寄りなカテゴリーを軽々と超えて、一般のロック・ファン層にも浸透中。次世代のロックの姿として、とてつもない衝撃波をシーンにもたらしました。

先日行われたフジロックでのステージも、もはや伝説化。
僕はフジに行けませんでしたが、満員のホワイト・ステージを揺らしたそうです。
ちなみに、キャンシステムの編成部ディレクター内でもファン多数。
ジャズ担当者からダンス/ブラック担当者まで大絶賛してます。

そんなBATTLESが、9月に単独来日決定!! そりゃ、行くしかない!
と、僕 (と、同じくファンの先輩) もチケット発売日に争奪戦へと参加したわけですが・・・・・・

見事、玉砕 (涙)

久しぶりに 「チケット取れなかった」 という経験をしました。信じられない・・・。
だって、ジャンルもジャンルですよ? 余裕ブッこいてた・・・。

そして週明け、そんな意気消沈で会社へ来ると、イヤッホウ!
何と、そのBATTLES のメンバー、タイヨンダイ・ブラクストンから、
キャンシステムのチャート番組、「HMV the music master」 用にコメントが到着していましたよ~!
番組のタイトル・コールと、その来日公演の告知をしてくれちゃってます!(← 完売だけど・笑)
貴重な貴重なこのコメント、8/13日から26日にオンエアされる
「HMV the music master ROCK & POPS chart」 のエンディング・コーナーにてお届けします。
皆さん、お楽しみに!
(ちなみにこの回は夏休み進行のため、2週リピート放送となります。何卒ご了承下さいませ。)

フジ効果もあるのか、リリースから日にちの経過した今でもチャート・イン中。これは、快挙です。

で、その来日公演。何とか、何とか潜入しようと模索中。
もしも可能だったら、その時は!
MUSIC LOUNGE」 にてライヴ・レポをお届けしようと勝手に計画しています!
ですが、予定は予定。無理な時は無理って事で、ご了承願います!

【オンエア・インフォメーション】
★ HMV the music master ≪Rock & Pops chart≫
オンエア・チャンネル
プログラム内容 (毎週月曜日更新)

※ バトルスのコメントは、8/13 ~ 26日、番組エンディング・コーナーにて放送します。