2007/10/29

● BRITT NICOLEからコメントが到着!

> 番組インフォ — サイトウD @ 10:49:07

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以前にコチラのブログでショーケース・ライヴの模様をご紹介した
ガールズ・ポップ/ロックのニュー・カマー、BRITT NICOLE (ブリット・ニコル) ちゃん。

遂にデビュー・アルバム 『Say It』 の国内盤がリリースされました!
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(EMIミュージック・ジャパン TOCP-66718)
★ブリット・ニコル日本オフィシャル・サイト ⇒ www.emimusic.jp/intl/britt/

そして! そんなブリットちゃん本人から、キャンシステムでお送りしているチャート番組
「HMV MUSIC MASTER」 のRock & Popsチャートに、オンエア用のコメントが届きましたYO!

本日10月29日より一週間、番組内の特集枠
「This Week’s Feature」 で、そのコメントをお送りします。
さらにアルバム収録曲が数曲聴けちゃいますからねー。
皆さん、ぜひチャンネルを合わせてみてください。

この番組では、同時に放送している Dance & Soul チャートも含め、
洋楽アーティストのコメントが聞けちゃう事がちょくちょくあるんです。マメにチェックですよ。
さらに、渋谷系のブームが遠い過去になった現在でも絶大な影響力を誇る
HMV渋谷店のセールス・チャートを基に放送していますので、
ナウでホットな (←古い) 最先端ミュージックが満載。
正直、「いかにも渋谷店!」 というかなりマニアックでコアなアルバムがランク・インする事もありますが、
むしろそれが、このチャンネルの魅力。
熱心なマニア以外なら普段は触れる機会の少ない音楽を発見できる、レアな番組なのです。
もしかしたら、キャンシステムで一番アツいチャンネルかもしれませんよ。

さらに、J-POPチャートをお届けする 「HMV Countdown Japan」 もありますので、
ぜひぜひ同時にお楽しみください。

ちなみに僕、学生時代のバイト先で、このチャンネルを愛聴していた事があるんです。
まさか後に自分が制作する側に回ろうとは、思いもよりませんでした・・・・・・。

★ HMV MUSIC MASTER (Rock & Pops/Dance & Soul)
チャンネル番号と番組情報はコチラ ⇒ www.cansystem.info/program/ch_207
★ HMV Countdown Japan
コチラ ⇒ www.cansystem.info/program/ch_202

2007/10/24

● 気分はもう

> 番組インフォ, 音楽雑談 — サイトウD @ 18:49:43

皆さん、Merry Christmas!
え? あー、はい。ごめんなさい。
我ら有線放送の編集ディレクターはすでにクリスマス・シーズン用番組の制作に入っているもので、
気分はもう歳末。師匠が猛烈ダッシュしています。季節外れでもお許しを。

そんなこんなで現在、ポピュラー系のクリスマス・ソングを掻き集めていたりしますが、
2000年以降の洋楽には、本っ当にクリスマスのヒット曲って少ないですよねー。
R&Bやクリスチャン系のアーティストはクリスマス・アルバムをリリースする事が多いものの、
メリー・クリスマス誰もが知る一大ヒット曲となると、正直、マライア・キャリー以降はあまり・・・・・・。
(しかもマライアも WHAM!も、大ヒット~定番化したのは日本のみですから・・・)
むしろ聖歌をはじめ、オールディーズ時代のスタンダードの方が重要で、ずっと歌い継がれています。
一方で逆に、J-POPですよ。毎年出るわ出るわ、数々のクリスマス・ナンバー。
こと、キリスト様に関してはアメリカが本場のはずなのに、これって一体なに?

きっと、欧米にとってのクリスマスは、感覚的に、日本人にとっての正月に極めて近いのでしょう。
だって、J-POP で 「正月ソング」 って、かなり少ないですよね。
アメリカでのクリスマス・ソングと同じく、
『♪ツン、ツクツクツクツン』 でお馴染みの 「春の海」 をはじめ、
「お正月」、「一月一日」 などの伝統的な唱歌の方が、ずっと雰囲気が出る気がしますし。

そしてやっぱり、LOVE 強し。最後に愛は勝(略)。
日本におけるクリスマスは、キリスト様よりも重要な、一年を通して一番のラヴ・イベント。
ですから根本的に、欧米とコンセプトが違っているのです。
血気盛んで女の子にも縁の無かった学生時代は、そんな日本のクリスマスに反感を覚えたものですが、
少しはオトナになった今、結構好きになってきました。

なぜなら子供時代の、家族がみんな揃った、幸せなクリスマスを思い出すのです。
山形の実家で、みんなでケーキを食べて、プレゼントにドキドキしながら・・・・・・
考えてたら切なくなってきたので、止めます。 以下から、牛スジ煮込みの事を考えて書きます。

とりあえず、そんなノスタルジックな事を連想させるのは、やっぱりスタンダードやトラディショナル・ソング。
洋楽ポピュラーの担当者として言うべきことではないのでしょうがあえて言いますと、
やっぱり昔ながらのクリスマス・ソングが、個人的には一番好きですね~。
なので僕が担当しているクリスマス放送のあるチャンネルでは、
現代のアーティストが唄う様々なスタンダード・ナンバーも織り交ぜて放送する予定です。
詳細はさすがに早いので、また後日!

クリスマス・イブそれと、J-POPの定番ナンバー、山下達郎 師匠の 「クリスマス・イブ」
そして、WHAM!の定番ナンバー 「Last Christmas」
両方とも失恋の曲なんですけど、そこは皆さん、OKなのかなー? と、毎年思います。

で、僕の大好きなクリスマス・アルバムは、12月になったらご紹介します。

それでは良いお年を!(←違う)

2007/10/22

● STARS “In Our Bedroom After The War” (星トリビア付)

> 番組インフォ, 音楽雑談 — サイトウD @ 17:52:34

先日モヒカンにしましたが、最近刈り上げ部が伸びてきて、バランスが崩れ始めています。
手入れをしに行くか、それとも一時の遊びにするかで迷っています。ども、サイトウです。

さて、以前、THE NEW PORNOGRAPHERS をご紹介した際にちょこっとだけ載せた
STARS のニュー・アルバム 『In Our In Our Bedroom After The War』
それで済ますには何だかもったいないので、ちゃんとご紹介。
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カナダで、BROKEN SOCIAL SCENE が中心となり運営するレーベル
「arts & crafts」 所属のバンド、スターズ。
前作 『Set Yourself On Fire』 が高評価を得た彼らの待望の新作が、
『In Our In Our Bedroom After The War』 (PCCY-80046)。
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B.S.S. や ARCADE FIRE、 THE DEARS、そして THE NEW PORNOGRAPHERS をはじめ
カナダのインディ・ロック・バンドの多くには、男女混声の大人数編成で、幾重にも重ねられた音の壁、
深いリヴァーブといった、ある種の共通項が見られますが、このスターズも然り (5人組ですが・・・)。

サイケ感も漂う音の構築。キャッチーで浮遊感がある男女混声ヴォーカル。
加えて、ギター、キラキラなシンセ/キーボード、ホーンやストリングスが巧みに紡がれ、
独特のドリーミーさを生み出しています。
今作ではよりシンセが中心で、ソフト・ロックやプリンスっぽい曲(!)まで見受けられるのがポイント。
この感じ、意外と AIR (from France) のファンとかにもアピールできるんじゃないかな?

何にせよ、女性ヴォーカル、エイミー・ミランの声ですよ! ロリ声ヴォーカル・フェチならば即死決定。
ソロ・アルバム、並びに今年1月のソロ公演もサイコーでした。(若干ムッチリでしたけど、十分アリ)
昔から、北欧を初めとする北国の女子は声がステキなのは、絶対的な定説です。

最後、レコード会社からプロモーション用にもらったのがコチラ↓
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ちょっと、違うと思うぞ(笑) でも、おやつの時間に、一人でポリポリ頂いたぞ。ごちそうさまでした。

で、もちろん、スターズの新曲 「Midnight Coward」 は、
キャンシステムとSPACE DiVAのロック/ポップスch でオンエアしますので、
洋楽ロック・ファンの方はこちらもお聴き逃しの無いよう、チャンネルを合わせてくださいませ。
≪on air チャンネル≫
★ ロック/ポップス (CAN有線 A-12 / SPACE DiVA 226)

それではまた次回~。

【追記 】
ちなみにスターズの前作には、僕がCD屋で流れているのを聴いて、
その場で即、店員に曲名を問い合わせた名曲 「Ageless Beauty」 が収録されています。
マジでお星様キラキラの胸キュン・ソング。

【トリビア】
「キラ星のごとく」 の、「キラ星」 という言葉は誤りで、本来 「綺羅、星のごとく」 というのが正しい。
「綺羅」 とは綺麗な衣服のことで、綺羅を着た人がまるで星のように並んでいる、という意味の言葉。
「きらきら星」 という曲もあり、擬音のキラキラと混同され、
「キラ星」 という誤用がされるようになりましたとさ~。参考文献なし。細かい間違いはご了承をば。

2007/10/19

● LOUDPARK 07

> 番組インフォ, LIVE, 音楽雑談 — サイトウD @ 14:40:38

明日からメタルの祭典、LOUDPARKですねー。僕は・・・行きません(謝罪)。
あの怒涛の爆音、全身で浴びてみたいですけどねー。楽しそう。
で、今、キャンシステムの有線放送では
「Popular Special (洋楽スペシャル)」 で、ラウドパーク特集を放送中です(23日まで)。

The Fall of Idealsコチラを編集したのは僕ではなく、別のディレクター、K先輩。
Kさんは主に洋楽の70年代や80年代などの 「年代モノ」 の制作を行っております。
彼も過去には多少、メタルを経由してきたようですが、根っからのメタル・ファンという訳ではなく。ところが今回の特集を制作し、今さらながら、かなりメタルにハマった様子(笑)

中でも2日目トップを飾る ALL THAT REMAINS が相当にキたらしく、大絶賛しておりました。
ただ、問題のひと言が。

「ALL THAT REMAINS、軽くて聴きやすいね」

・・・・・・・・・・・・、いや、あの。
ヘヴィ・メタルを担当している僕から言わせれば、決してそんな事は無いと思いますけど(笑)
どうやら順番的に ARCH ENEMY などデス系を先に編集していたらしく・・・。
そうやって聴くと、ALL THAT REMAINS でもライトに聴こえるという事が判明しました(笑)

THE CRUSADE  Kさん、その他には、王道メタルを聴かせる TRIVIUM や、
80年代爆発的に隆盛した北欧メロディック系やジャーマン系に強烈な反応を見せていました。
そんなところ、80年代担当者ならではの感性だなー、と思ったりもいたします。

ライズ・オブ・ザ・タイラントそして昨日。用があって、 R&B や HIPHOP などダンス/ブラックを担当するディレクター 「H」 (女性) の編集室へ入ると、机の上に、なぜか ARCH ENEMY のCDが ・・・。
恐る恐る 「コレ、どうしたの?」 と聞くと、「今メタルにハマっている」 という衝撃の返事が!(笑) 「ARCH ENEMY のヴォーカル、女でしょ? 加工してあるんでしょ?」 と聞くので、「女だけど地声だよ」 と教えると、鳩が豆鉄砲をくらったような顔をしていました。
彼女は今、デス声とスクラッチのミックスを考案中らしいです(笑)

そんな訳で週末、ラウドパークに参加する方は、喉と耳と首の管理をバッチリにして、
思う存分楽しんできてくださいね!
そして、ラウドパークの予習、もしくは残念ながら参戦できなかったメタル・ヘッズの方々は、
キャンシステムの 「Popular Special」、ならびに 「ヘヴィ・メタル」 のチャンネルで
出演アーティストの激重鋼鉄ナンバーがガッツンガッツン ON AIR されていますので、
ぜひぜひチェックしてみてください! ちょうどハロウィンだしね!! 
そう言えばハロウィン、ガンマ・レイと一緒に来日するしね!!(涙)

【ON AIR INFORMATION】
★Popular Special ≪LOUDPARK 07 特集≫ ※23日まで!!
・チャンネルの詳細 ⇒ コチラ

★ヘヴィ・メタル
(CAN有線: 関東G-3 北海道E-11 中部E-14 / SPACE DiVA: 209)
・出演アーティストの楽曲が大量ヘヴィ・プレイ中 DEATH!

2007/10/10

● PRIS “The Kiss Off”

> 番組インフォ — サイトウD @ 14:50:54

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以前、weezer のアルバム紹介で長文カマしたパワー・ポッパーな僕が、今ハマっている楽曲。
それが、10/3 にリリースされたPRIS (プリス) のアルバム
『The Kiss Off』 に収録されている、「Doobie Down Down」 というナンバー。
weezer を髣髴とさせる爆裂ファズ・ギターに乗せて唄われる
ダンダン、ドゥビダンダン♪ という激キャッチーなフレーズは、
僕がもし乙女だったら、キャーと叫んでアゴの下に手をグーのポーズを取りたくなる様な高い胸キュン度。
最近、延々と繰り返して聴いています。

このアーティスト/アルバムを知ったキッカケは、実はインターネット。
先日、自宅で某巨大SNSをホゲーっと眺めていましたところ、
我が愛しの weezer のコミュニティに、あるトピックが立っていました。
それが、この PRIS のアルバム紹介だったのです。
普通なら総スカンをくらってもおかしくはないような紹介のトピックにもかかわらず、
試聴した人達の多くから 「サイコー!」 というレスが続々と付き、
早くも PRIS のコミュニティは立ち上がるし、さらには 「アルバム買います」 の嵐。
それを見て、「へぇ、そう?」 ってな軽い気持ちで試聴したところ ・・・・・・ アチャーッ! 良い!!
そこで僕はすかさず、発売元レーベルの 「THISTIME RECORDS」 さんに連絡を取り、
即、音源を届けてもらったのでした。

そんな PRIS は、アメリカのアーティスト、Burke Thomas (バーク・トーマス) による一人ユニット。
何と、weezer の1stアルバムに収録の名曲、「My Name Is Jonas」 のデモ・トラックで
エンジニアをしていたという経歴の持ち主なんです。この逸話だけで、weezer ファンは悶絶ですね(笑)
「Doobie Down Down」 以外にも、アルバムに収録された他の曲は全てクオリティが高く、
パワーポップ・ファン、と言うか、全ポップス・ファンにオススメしたい名作となっています。

正直、weezer や FOUNTAINS OF WAYNE 以降、
パワー・ポップのスタイルはステレオタイプ化しており、
突出した楽曲を聴かせるバンドは少ないと感じていましたが、PRIS のツボの押さえ方は別格。
特にメロディー重視な性質の日本人なら、かなりの確率でストライク・ゾーンにハマると思います。

そしてもちろん! そのPRIS の名曲 「Doobie Down Down」 は、
キャンシステムの有線放送でも今週からオンエア中です! 
リクエストもお受けしますので、皆さん、ぜひ聴いてみてくださいねー。

★ ロック/ポップス (CAN有線 A-12 / SPACE DiVA 226) 放送中!
★ リクエスト・ポピュラー (CAN有線 B-3) ※11月開始予定
★ US TOP HITS / NEW DISC (CAN有線 B-7 / SPACE DiVA 206)
  ※10/15(月) ~ 21(日) O.A.予定
★ HMV MUSIC MASTER (CAN有線 コチラ / SPACE DiVA 207)
  ※10/15(月) ~ 21(日) O.A.予定

【SITE】
・PRIS ⇒ www.prispop.com/
・MySpace ⇒ www.myspace.com/pris
・audioleaf ⇒ www.audioleaf.com/pris/
・THISTIME RECORDS ⇒ www.thistimerecords.com/
・POWER POP ACADEMY ⇒ www.powerpopacademy.com/