ロックとタイラーメン
◆ 昨年のサマソニ終了直前、余りものを大量投入されたタイラーメン
遂にフェス・シーズンへ突入! ロック好きにとっては正月以上に盛り上がる、1年間で一番のピーク。毎年、フェスの為に仕事をしているという人も多いんじゃないでしょうか? フジロックも成功に終わり、ROCK IN JAPAN、 SUMMER SONIC、 ライジング・サン、 メタモルフォーゼに朝霧ジャム・・・ etc. と、続々ありますねえ。
さて今年はサマソニに参加する僕ですが、僕にとってフェスのメイン会場は、屋台の飲食店です。誰のライヴを観るとか何だとか一切関係なく、屋台が一番好きな場所です。経験アリの方もいると思いますが、何故かフェスでの食欲は異常で、いつも腹ペコ。しかも汗をかくのでいくら酒を呑んでも全く酔わないため、常にビールを片手に持ち歩きです。
そして食べるものといえば、もっぱら 「タイラーメン」。
フェス屋台の定番中の定番で、出店も最も多いのがタイ料理。そこで出されるタイラーメンこそ、ロック・フェスのソウル・フードなのです。鶏と野菜で取ったアッサリ・スープに、お米で作られた白い麺が入る。具には揚げワンタンとモヤシ、豚肉、そしてパクチー!!
僕は大のパクチー (香菜) 好きなので、「パクチー大盛りで」 と注文します。
直前にお好みで乾燥唐辛子、唐辛子の酢、砂糖を入れて、熱々の内にすするってぇと ・・・・・・ 嗚呼!
フェスに来て良かった!
シンプルなダシにもかかわらず酸味・辛み・甘み、そしてパクチーの香りによって複合的で重厚な広がりを見せ、優しい麺の味とプルプルした舌触りが、全てを丸く包み込みます。
このひと口こそ、フェスが始まったなあと実感する瞬間です。
昨年も会場へ着くなり真っ先に屋台へ走り、ビール (¥500) とタイラーメン (¥500) を同時に即注入。2日間でタイラーメンだけで 5~6杯はいった気が ・・・。他にも気になる料理があれば食べ、常にビール片手な訳ですから、2日間での食費は万単位。その分、ライヴでカロリーも消費していますので、この日ばかりは無礼講でございます (食べなきゃ痩せそうなんですけど・笑)。今年は何杯食べれるかしらん。
ちなみに当然と言っては当然、お店ごとに味が全く違います。稀に大ハズレすることも (パクチーが入っていない店とか!)。それも含め、今年も楽しみなタイラーメン。ただし今年のサマソニ東京、初日は主に屋外にいようと思っていますので、屋台巡りは2日目となりそう。
今年はそればかりが、ちょっと残念です。
最後にオススメのドリンクを一つ。インド屋台で売っている 「マンゴー・ビール」。
マンゴーのリキュールかジュースをビールで割ったものですが、甘味と苦味のバランスはクセになる美味しさ。女性の方も是非お試しを。