●THE KOOKS live @ Liquidroom 3/20
さてさて、先週になってしまいましたが、
3月20日、THE KOOKS (ザ・クークス) が、2ndアルバムのリリース前に
東京は恵比寿のリキッドルームでたった一回だけ行った、来日公演を観てきました!
チケットは、発売してすぐにソールド・アウト。
そんなプレミア・チケットを入手できた幸運なファンで会場は埋め尽くされていました。
当日の天気はあいにくの雨だったのですが、
フロア前方のファンたちは、傘を持っているはずもなく。皆、どこに置いてるんだろう?
僕は、壁際で傘を立てかけて観ていましたが、そんなファンたちの熱心さには頭が下がります・・・。
ほぼ定刻どおり、バンドは登場。
ロングのスプリング・コートを羽織ったヴォーカル:ルーク・プリチャードの存在感はなかなか。
他のメンバーもスタイリッシュで、実にステージ映えするやつらです。
1曲目に 「See The World」、
2曲目に人気シングル曲 「Eddie’s Gun」 と、最初から飛ばしまくりで、オーディエンスもガンガンに。
そして早くも3曲目にプレイされた最新シングル 「Always Where I Need To Be」 は
ファンにとってすでにお馴染みとなっているようで、
(キャンシステムの有線放送でもガンガンかかってます!!)
かなりの好リアクションを得ていました。
ほんとキャッチーだし、みんなで一緒に唄うには最高の曲です。
他にも人気曲は全て網羅 (ま、まだ2枚目なので)。
クークスの曲は大体3分前後とコンパクトなナンバーが多いため、
次から次へと矢継ぎ早に繰り出される楽曲に、オーディエンスの興奮度は増す一方。
演奏に関しても、若手のUKバンドにしては実力のあるほうで、
切れのあるギター・カッティングとリズム隊のバランスが生み出すタイトさは、
ビッグなダイナミズムも持ち合わせており、
もっと大きなホール・クラスの会場でも通用するほどのものがありました。
そんな中、ヴォーカルの声が持つカリスマ性は抜きん出ている印象。
良い。ものすごく良い声してる。
アンコールでは弾き語りも披露したのですが、生で聴いた事によって初めて、
その声が持つ個性に気付かされたように感じました。
もちろんCDでも伝わるのですが、若干こもったような独特の音域で、
なおかつ、それが通らないわけではなく、非常に心地良くもあり、同時に渋みのある感じ。
歳を取ったら、トム・ウェイツみたいになるんじゃないかな?
うん、アクモンのアレックスに勝るとも劣らない逸材ですぞ!
70分間、みっちりと濃密なステージが繰り広げられ、終了。
時間的に短く思われるかもしれませんが、現場では、全くそんな事は感じませんでしたよ。
充分に満足!
(さっきも書きましたけど、まだセカンドを出すばかりのバンドですしね!!)
そして、ここで聴いた新曲を聴く限りでも、今年の更なる飛躍は間違い無さそうです。
ほんと、ソングライティングの才能はとんでもないですわ。コイツら。
1枚で消えるバンドが多いUKではありますが、
間違いなく確実に将来残っていけるバンドだ!と、確信できた夜でした。
そして、SUMMER SONIC 08 にも出演が決定!
今回見逃してしまった皆さんも、
4月にリリースされるニュー・アルバム 『KONK』 を聴きまくって、
ぜひ幕張で彼らの生のステージを体感してくださいね!!
【SETLIST @Liquidroom 3/20】
1.See The World
2.Eddie’s Gun
3.Always Where I Need To Be
4.Matchbox
5.Ooh La
6.Sway
7.Time Awaits
8.Mr. Maker
9.I Want You
10.Shine On
11.She Moves In Her Own Way
12.Do You Wanna
13.Naive
14.You Don’t Love Me
〜Encore〜
15.Seaside
16.Jackie Big Tits
17.Stormy Weather
18.Sofa Song
【CHANNEL INFOMATION】
ザ・クークスの新曲 「オールウェイズ」 は、下記のチャンネルにてオンエア!
ご契約者様からの電話リクエストも待ってます!!
★ロック/ポップス (CAN有線: A-12/SPACE DiVA: 226)
★US TOP HITS/NEW DISC (CAN有線: B-07/SPACE DiVA: 206)
★2000’sポピュラーHITS (CAN有線: 番組表/SPACE DiVA: 238)
★洋楽リクエスト (CAN有線: B-03)