先日、カレー屋さんで隣に座ったガリガリの男性が女性向けのハーフ・サイズを注文していたのですが、
それをチビチビ食べる様を見て、「あ、オレ、これならメタボリックの方が良いや・・・」 と思いました。
こんにちは、食べるの大好きサイトウです。いま食べたいのは宮崎地鶏の焼き鳥です。
そんな、東国原知事よりもしがらみの無い、最近の 「極私的」 お気に入り新譜をご紹介。
◆ PINBACK “Autumn Of The Seraphs”
アメリカの老舗インディー・レーベル 「TOUCH and GO」 に所属する2人組、ピンバックのニュー・アルバム。通算4枚目。サウンドの構造自体はシンプルながら、極めて緻密。クリーン・トーン主体の繊細なギターは、ヴォーカルと複雑に絡むアンサンブルによってダイナミックに広がって響きます。聴き込むことにより、ジワジワと内面から低温火傷するような昂揚感が得られる名盤。9/5 リリースです。
(Traffic/品番: TRCP-17)
・official HP ⇒ www.pinback.com/
◆ MINUS THE BEAR “Planet Of Ice”
米国インディー・シーンの期待の星。シアトル出身のバンド、マイナス・ザ・ベアの新作。基本的には根っからのインディー精神を感じさせるエモ/ポスト・ハードコアなオルタナティヴ・ロックで、変拍子も多用された楽曲はかなりプログレッシヴ。と言うと難解なイメージを持たれるかもしれませんが、メロディーを含め全体的に非常にポップだし、ダンサブルなビートがエキサイティング。こちらも聴き込むほどに凄さが伝わってきます。更なる進化も期待でき、ネクスト・ブレイク筆頭か?
(Daymare recordings/品番: DYMC-037)
・official HP ⇒ www.minusthebear.com/
本来はメチャクチャ難解なはずの RADIOHEAD が、単なるネーム・ヴァリューではなく内容が理解されてあれだけ売れているなら、ジャンル/スタイルは全く違いますが、この手のバンド達だってキッカケさえあれば大ヒットしても何らおかしくはないはず。THE SHINS や MODEST MOUSE が良い例でしょう。レディヘが聴ける人なら、この良さは絶対に分かります。文明が発達した現在、MySpace とかでも簡単に試聴できますので、ぜひチェックを!
・・・って、CDとマイスペで聴くのも良いのですが、僕、有線放送の編集マン!
僕だって良い音楽を世に広めたいもの。当然の如く上記2枚からの楽曲を、
キャンシステムの 「ロック/ポップス」 で、9/3 より、コッソリと且つ激烈にオンエア開始です。
● ロック/ポップス 【CAN有線A-12 / SPACE DiVA 226】
・ PINBACK “From Nothing To Nowhere”
・ MINUS THE BEAR “Knights” & “Burying Luck”
「どの曲かわかんねーよ」 とおっしゃる方。そうですよね、ゴメンナサイ(涙)
ご契約頂いている店舗様やお客様なら、
「電話リクエスト」 という、MySpace では味わえないアナログでちょっとドキドキする手法もあります。
あなたの電話一本で、全国に曲が流れます。流れる瞬間、結構嬉しいです (← 入社前に経験アリ)。
ぜひぜひー!
先週の木曜日、10月に日本デビューするガールズ・ポップ・アーティスト、
BRITT NICOLE (ブリット・ニコル) のショーケースを観に行ってきました。
ちなみにショーケース・ライヴっていうのは、言うなれば 「お披露目会」 みたいなものですね。
今回のように一般客が入る場合もありますが、ギョーカイ人だけで行われるものもあります。
ギョーカイ人だけの時って、みんな足組みながら押し黙って観てたり、拍手なんかもまばらで、
観てるこっちがハラハラドキドキすることも(笑)
そんな事はさておき。ブリットちゃんです。
ブリット・ニコルは、アメリカ出身、22歳のシンガー・ソングライター。
華奢で可憐なルックスはもちろん魅力的でしたけど、
圧倒的なのはその歌唱力。アイドルなんかじゃない、ホンモノのアーティストです。
生でお披露目されると、アーティストの良さが直に伝わっくるんですよね。
どキャッチーなシングル 「BELIEVE」 をはじめとする
女のコの気持ちを等身大で表現するブリットの楽曲は、
同年代の女子を中心に、幅広く支持を集めそうな予感。
会場に駆けつけた耳の早い女性ファンたちの、憧れの眼差しが印象的でした。
曲もスゲー良かったので (バッチリ、オンエア向き!) 、
キャンシステムの有線放送、洋楽チャンネルでも、即オンエアを開始します。どうぞ聴いてくださいね。
デビュー・アルバム 『SAY IT』 は、10月17日にリリース。
どうしても待てない方は、輸入盤がすでに発売中なので、そちらもどうぞ。
● 日本オフィシャル・サイト ⇒ www.emimusic.jp/intl/britt/
ロック!ロック!とうるさい僕も、実はガールズ・ポップって結構好きで、プライベートで聴くことも。
ステイシー・オリコなんか、アルバムも持ってるし! 第一、カワイイし!
同性のファンに支持されるのがヒットの条件、なんて言われ方がありますけど、
やっぱり、男女問わず、異性のファンを釘付けにするフェロモンも兼ね備えられていれば、
歴史に名を残すアーティストの仲間入り確実なのです。
(嗚呼、帰っておいで、ブリトニー・・・(涙) アルバム、全部持ってます。)
新たなブリちゃん、ブリット・ニコル。期待しましょう!
♪ BRITT NICOLE “Believe” 先行オンエア情報
★ ロック/ポップス (CAN有線A-12/SPACE DiVA 226)
★ リクエスト・ポピュラー (CAN有線B-3)
先日、このブログの熱心な読者である某レコード会社担当T氏から、
「どんなネタでも良いから毎日更新しなさい」 と申し付けがありました。
僕としてはこのブログ、一応ロックや有線放送に関係するテキストのみでと思っていたのですけど、
そうすると、なかなかネタが少なくなるのも事実で。
言われて初めて 「確かに仰せの通りだわい」 と気付いた次第であります。
僕だって、巡回してるサイトが週一更新だったら、結構見るの忘れるもんなー。
なので、もう何でも良いから更新しちゃえ! と思いましたが、ふむー・・・。
朝起きて、ホゲーとして、シャワー浴びて歯磨いて、アヤパンと愛ちゃんを見て、小倉さん見つつ部屋を出て、電車に乗って、会社に着いたら朝ご飯を食べて、仕事して、お昼の仕出し弁当食べて、仕事して、帰って、晩ご飯を食べたり食べなかったりして、テレビ見たり、ネット見たりして、寝る ・・・ という毎日です。
ま、あくまで基本的には。
何も無い時は何も無いぜ! ヘイ!
別に有名人のブログじゃないんですから、今日食べたご飯を紹介しても読者が増えるとも思わんしなあ。
そうだとしても、ブログの女王・中川翔子ちゃん (a.k.a. しょこたん) とガチャピンはスゴイよなあ。
あ。
そう言えば僕、しょこたんと親戚らしいんですよ。
(ケンリとかの事情により、僕が20分かけて書いた似顔絵でご了承を。 部長次長!! これでも仕事ッス!)
マジっす! 自分でもビビったー。まじビビったー。
今年の正月に知りました。
そうすると、しょこたんのお父さんであり、
元祖・王子系シンガーの中川勝彦 氏(故人) とも親戚な訳で。ヒャー。
血は全く繋がってませんけどね。会ったことも見たこともありませんけどね。
しょこたんは、僕の事なんか微塵も知りませんけどね!!
有名になると突然親戚が増えるってのは、本当ですねー。
あ、今回は何が言いたかったかというと、更新増やそうかな? と思ったって事です。
また次回―!
今、UKでは微妙に、60年代リヴァイヴァルがやってきている感じです。
なんだか、「ニュー 60’s」 と呼ばれているとか、いないとか・・・。
(UKのメディアはとにかく音楽シーンをジャンル分けし、名前を付けることが好きで、名前が付いた途端にシーンは一気に縮小するというお約束がありますんで・・・)
数年前から、音楽シーンは80年代のリヴァイヴァル・ブーム。FRANZ FERDINAND 以降のニュー・ウェーヴやポスト・パンクに始まり、MADONNAの名盤 『Confessions On A Dancefloor』 のようにド派手なエレ・ポップもあり。ラウド・ロックやスクリーモに見るメタル人気だって、80年代回顧と言えるでしょう。
90年代に音楽の先端を追ってるつもりの頃は、「メタル」 なんて恥ずかしくて口にも出せなかったんですから(笑) ところが今はどうですか? ENTER SHIKARI とか、サイコーですよねー!
そんな僕が 「80年代が本格的にキてる!」 と実感したのは、GWEN STEFANI の1stソロ・アルバムがリリースされた時でした。あそこまで80年代という時代性をコンセプチュアルに表現した作品は、当時としては相当早かったはずです。最初は、「何?コレ!?」 ってな感じで、その意図がわかんなかったもん(笑)
ファッションも一緒だと思いますが、やっぱり単純に、十年前が一番ダサいんですよ。
20歳にもなる人間は皆、10年くらい前の事なら経験してるんだもん。
だって、今やどうですか? 「裏原宿」 って・・・(遠い目)。
それが20年前となると、知ってる人には懐かしさが、知らない人には新鮮さが感じられる。そんな丁度良いタイミングなんだと思います。例えば、ニルヴァーナ等のグランジ/オルタナティヴ・バンド。それぞれの音楽は90年代の金字塔だとしても、あの時代特有のネガティヴなメンタリティって、今の時代には全くもってそぐわないですしね。明るいミュージシャンがバカにされていた時代でありました・・・。
(って事は数年後に、また暗~いロックが流行るのかな?)
で、ようやく本題に戻ります。
80’s ブームはやってきましたが、その同心円上にある 60’s ブームも、ようやくやってきたようです!
何故に 80’s が突然イコール 60’s なのか? と言いますと、
僕、80年代の音楽には、60年代の影響が強い気がするんですよね。
で、前後の70年代と90年代には、60’s 風って結構少ないんですよ。
(あ、90年代のブリット・ポップは60’s のリヴァイヴァルだったけど)
80年代のポピュラー音楽。WHAM!とか、MADONNA とか、CYNDI LAUPER とか KYLIE MINOGUE とか、所謂ポップス系には、雰囲気や曲のメロディー・ラインに、モータウンだったり、フィル・スペクターの 「ウォール・オブ・サウンド」 といった、60’sポップスの影響がよく感じられます。
日本でも大滝詠一師匠の 『A LONG VACATION』 があったし、山下達郎先生も全盛に。そうそう、アイドルの曲で入れる合いの手、『パン、パパン (ヒュー!)』 は、完全にロネッツの 「Be My Baby」 のビートでしょ!?
今、ワム!の 「Freedom」 に、シンディ・ローパーの 「Girls Just Wanna Have Fun」、 バングルス 「Manic Monday」、さらにベリンダ・カーライルの 「Heaven Is A Place On Earth」 を聴きながら書いていますが、これら、モロじゃなくてもどこか60年代風です。
ってな訳で、80’s が流行れば同時に60’s も来るんじゃ? と思っていた矢先に、キてます!
まず最初。その演出されたヴィジュアルと、楽曲、そしてロリータ・ヴォイスが堪らなく可愛らしい LUCKY SOUL。アルバム 『恋はゴージャスに』(すげえ邦題・・・) で日本デビューしました! 三十代前後には、初期CARDIGANS のようなスウェディッシュ・ポップも彷彿とさせます。バッチリと決め込んだ衣装同様、楽曲も練りに練られた粒揃い。ヴォーカル嬢にばかりスポットが当たりがちですが、後ろの野郎共の中にとんでもない指揮官がいると、僕は踏んでおります。マジで良いバンドなので、一発屋として終わるのだけは避けて頂きたいです、関係者各位。
続いて、CANDIE PAYNE (キャンディ・ペイン)。アルバム 『I Wish I Could Have Loved You More』 がリリースされました。彼女のお兄ちゃん2人が、THE ZUTONS と THE STANDS という、ある意味で音楽エリートのお嬢さん。60年代のムーディな映画音楽をブリストルで鳴らしたような、ポーティスヘッドを思わせるダークな質感を持った音像が印象的です。かなり本物の予感がします。
そして、サマソニの一発目を飾った3人娘、THE PIPETTES (ザ・ピペッツ)! 輸入盤で既に話題のアルバム 『We Are The Pipettes』 が、10月に日本でもリリースされます。ルックスから楽曲から全て、まるでロネッツやクリスタルズといった往年のガールズ・グループを現代に蘇らせたよう。キュートでキッチュでポップでハッピーで、ウキウキな気分にさせられます。とことんイメージ戦略がバッチリな彼女たち。やはりコチラも裏に、とんでもないブレインがいる気がしますね。それもどこかフィル・スペクターを想像させてくれて、嬉しい限りです (← 妄想な訳ですが)。 ※ 左のジャケットはシングルです
さらには、USですが、GARBAGE の新曲 「Tell Me Where It Hurts」 も60’s風なんですよ!
と、近々リリースされた (もしくは、これからされる) アーティストを見るだけでも多数。他にもUKのヒット曲を聴いていると、明らかに60’sを意識したものが多く見受けられます。
この波は確実にキそうですよ! フィル・スペクターのファンである僕としては、UK から目が離せなくなりそうです。
微妙に夏休みボケのサイトウです。故郷の米沢から、昨日帰ってまいりました。
で、行ってきました、SUMMER SONIC! いやー、今年も楽しかったですね~。
2日間通して酷い暑さでしたが、その分、思い切り夏を満喫できました。
僕の個人的ベスト・アクト、初日は GWEN STEFANI。
圧倒的なヴォーカルと、ダンスを交えたパフォーマンスに魅了されっぱなしでした。
しかも、その美貌にも磨きがかかった様子。まじ、カッコ良かった!
泣く泣く真裏のダイナソーJr.を蹴ったものの、まったく悔い無しです。
次点は TRAVIS。一番好きな曲 「Turn」 では、涙しながら合唱しました。
この日はトラヴィス以外、ずっとスタジアムにいたのですが、
カエラちゃんも最高だったし、普段は観る事のなさそうなB’z もさすがの演奏だったし、
CSS や LCD SOUNDSYSTEM が観られなかった事なんか、どうでも良いや!
(↑ そう思い込みます・・・)
2日目 ベストは、CYNDI LAUPER。
フラ~っと覗いたにもかかわらず、往年の名曲だけのヒット・メドレーで大盛り上がり。
声も若いときのままで、圧巻のヴォーカルを堪能できました。
会場のソニック・ステージは、入場規制直前の大入り満員でしたね。
次点に、THE FRATELLIS。とにかく、気温も演奏もオーディエンスもアツい!
「Chelsea Dagger」 と 「Frathead」 でのスキャットの大合唱は本当に楽しかった。
ちなみに、前日のトリ、BLACK EYED PEAS なみの観客を集めていました。
他にはコーネリアス、BRIGHT EYES も最高。
BRIGHT EYES と JOSE GONZALEZ がカブってたのだけは、
シンガー・ソングライター・ファンとして許せないけど!(笑)
ラストはあまりの疲労困憊に、花火も諦め、後ろ髪引かれながら、
大トリの ARCTIC MONKEYS を途中で切り上げて帰りました。
体力の衰えを実感・・・。
ってな訳で個人的には、女性アーティストに強く心惹かれた今年のサマソニ。
タイラーメンも4杯食べたし、ビールもいっぱい呑んだし。
嗚呼、次回はまたこれから1年後ですか・・・。
でもでも、夏フェスはまだまだ終わっていません。
ライジング・サンとメタモルフォーゼにはいつか行ってみたいと思いながら、
同時に来年のサマソニは1日だけで良いかな・・・とも思う、
20代後半男子 (メタボリック邁進中) でした。
また来年、楽しみにしています!!
★ 追記 ★
会場で、大のロック・ファンとして知られる、
「チカちゃん」 こと高樹千佳子さんを発見しました。
僕はマジでチカちゃんの大ファンなのですが、その時は確信が持てず。
後日ブログを拝見すると、あー、やっぱり!
僕のブログなんかより、ずっと詳細にサマソニ・レポートされていますねー(笑) さすがです。
⇒ ameblo.jp/takagi-chikako/
※ オトナの事情により、サマソニの写真ではなく、故郷 : 米沢にて僕の父ちゃんが側溝で釣りをしている写真をどうぞ(笑) なんと国道沿いの側溝で、「ハヤ (ウグイ)」 が釣れました! 田舎ですのう。